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社員インタビュー

多様な価値観に触れられることが 産業保健師として働く面白さ

株式会社Avenir
舍川 美咲
取締役 / 産業保健師
入社7年目と当社グループの中でも長年貢献いただいており、産業保健師のパイオニア的存在。 2024年3月に社員としては退職されたものの、取締役に就任していただいており、当社の産業保健師チームの顔ともいえるメンバー。
舍川 美咲

「様々な価値観に触れる機会が多い」と思ったことが産業保健師を目指し始めた理由だった

産業保健師を目指すようになったキッカケ、またこれまでのキャリア遍歴を教えて下さい。

産業保健師を目指すようになったキッカケは、学生時代に祖母から「こんな仕事もあるよ」と教えてもらったことでした。そして実際に地域保健や産業保健の実習を受けていく中で、より産業保健師になりたいという思いが強くなっていきました。
地域保健は、その地域に密着して課題解決に取り組むことが求められますが、産業保健の場合は様々な企業を訪問していくため、社会にどういった企業があり、どういった事業を展開しているのか、そこで従業員の方々はどういった働き方をしているかなど、様々な価値観に触れる機会が多いと思ったからです。
そして卒業後は都内の大学病院で3年間ほど看護師としての臨床経験を積んだ後に、MHTグループに転職。MHTグループは「ウェルビーイングのスタンダードを創る」というビジョンを掲げ、イキイキ働く環境を創り続けるということに取り組んでおり、そうしたビジョンに共感し、入社を決めました。

現在の所属および具体的な業務内容について教えて下さい。

現在は産業医クラウドサービス等を展開するMHTグループの子会社Avenirにて、産業保健師として業務に携わる他、取締役も務めさせていただいております。産業保健師としては、継続的に企業を訪問させていただき、健康相談やメンタル相談、また健康経営の項目に基づくセミナー業務などを行っております。
また私たち自社の組織をより成長させていくべく、採用面接であったり、新人教育なども担当しています。

いかに病気にならないようにするかが看護師と違い。健康投資によって企業の変化を見れることが面白い

産業保健師として働く面白さは、どういったところにあると感じていますか?

私たちは企業専属ではなく、様々な企業を担当させていただくため、やはりそうした企業の方々とお話をすること自体が面白さのひとつ。また、産業保健師として関わり、組織分析を通じて、健康投資によってその企業がどう変化していくのかを見れることも面白いと感じています。そして、従業員一人ひとりの健康度合いによって生産性がどれだけ向上しているか、QOLがどれだけ上がっているのかなどを定量的に把握することはもちろん、そうした変化のエピソードを伺えたときはやりがいを感じられる瞬間です。

実際に働かれる中で、どういった点に産業保健師と看護師の違いを感じますか?

看護師として病院勤務をしていると、当然ながら日々相対する方というのは病気になられた方々です。一方で産業保健師が行うのは、いかに病気にならないようにするかという未病の取り組みその点が看護師との一番の違いだと感じていますし、産業保健師として働く面白さでもあります。

実際に、50名以上の規模の会社の場合は産業医を配置することが義務付けられておりますが、産業医だけでなく、産業保健師の私たちが現場に入っていくことで、従業員からの相談件数が増えるなど、相談のハードルが下がっていきます。そうした働く人たちに寄り添い、企業の健康経営に貢献できるのが産業保健師という仕事です。

その他、産業保健師としてMHTグループで働く魅力はどういったところにあると思いますか?

MHTグループは、個々の「やりたい」を尊重し、応援してくれる会社であるということが大きな魅力のひとつだと思っています。私自身も、過去にいろいろとチャレンジをさせていただきましたが、これまで「ノー」と言われたことは一度もありませんでした。
そうしたお互いを尊重し合う環境があるからこそ、一緒に働く皆さんも人間として素敵だなと思う人たちばかりで、尊敬し合える仲間がいるというのもMHTグループの魅力だと感じています。

経験の有無よりも学ぶ意欲が大切。産業保健師という仕事をメジャーにすることが私の目標

舍川さんは保健師チームの育成も担当されていますが、産業保健師として活躍するためにはどういったスキルやマインドセットが必要だと考えていますか?

もちろん、一般的なパソコンスキルであったり、データ分析のためにExcelや統計の知識も必要になります。ただ、私自身も産業保健師としては未経験の状態からキャリアをスタートしています。そのため、「経験がないから」と萎縮する必要はなく、学ぶ意欲を強く持って取り組むことが重要です。
そして私たちは企業の方々と相対するため、ビジネスに対して興味を持つことも大切。はじめのころはわからないことも多くあると思いますが、日々ニュースをチェックするなどビジネス理解を深めることで、何か関連するトピックがあった際には今後こういった対策が必要だといった会話をすることができますし、そうしたことが産業保健師には求められます。

今後どういったことにチャレンジしていきたいですか? また求職者の方へメッセージをお願いいたします。

この数年間でも、産業保健師の立場や認知度というのは大きく変化してきました。そして私自身は産業保健師という仕事はとても面白い仕事だと思っており、MHTグループに入社した際も、「産業保健師という仕事をメジャーな仕事にする」という目標を考えておりました。
そのため、引き続き産業保健師という仕事の面白さを発信していきたいですし、刀禰社長が仰っている「産業保健師のプレゼンスを上げる」ということを目標に、一緒に産業保健師として働きたいという方を増やしていきたいと思っています。
特に弊社のように、企業の専属ではなく、様々な企業に訪問するタイプの産業保健師はいろいろな業種、業界に触れられるため、学べることも多く、多様な価値観に触れられる仕事です。
産業保健師になることにハードルを感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、もし悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひカジュアル面談などで気軽にお話だけでも聞いていただければと思います。

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